放射能測定結果の読み方や見方、資料、スペクトル図に関する疑問等、よくあるご質問をQA形式でまとめました。

放射能測定 株式会社 八進

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一般のお客様向け  法人のお客様向け


一般のお客様向け

Q1 どんな形で結果が届くの?

4点セットでお届け
弊社では、以下の形でお客様に結果をお届けしています。

① 結果報告書
② スペクトル図
③ 測定結果の見かた(Ge・NaI 各約9P)
④ 検査対象品情報書(セルフコースを除く)

報告書類サンプル

Q2 検査は正確なの?

正確さを担保する三つの約束
検査の正確性を保証する為に重要な事は、大きく分けて三つあります。

一つ目に、測定器を適切な環境に置くこと。
二つ目に、機器や用いる容器を汚染から防ぐこと。
三つ目に、測定器を正確に校正(こうせい)すること。

弊社では、そのどれに対しても対応を行っております。
環境に関しては、24時間体制で検査室の温度管理を行うと共に、外部環境の管理も行っております。そのため、温度変化の影響を受け難く、自然放射性物質の影響を、極力排除することに成功しています。

汚染対策に関しては、検体を詰める過程で使用する備品は、全て一回限りの使い捨てにしております。また専用の容器を用いる検査に於いては、容器を覆う内袋を独自に開発し、それも使い捨てにしております。よって、汚染物質が備品や容器に残留する事はありません。更に、検査室と検体加工場所は分けております。

校正に関しては、ある一定の放射能が詰まった体積線源等を使用し、機器に応じ、また容器毎にピーク及びエネルギー調整を行っています。

Q3 測定機器によって何が違うの?

Ge(ゲルマニウム)半導体検出器について
国や地方公共団体が用いている測定器になります。
放射能測定に於いて気を付け無ければならない事の一つに、誤検出があります。

しかしGe半導体では、分解能という放射線の核種を特定する能力が非常に高いため、誤検出する可能性が著しく低くなります。よって、非常に高いレベルでの検査が可能です。

また、測定時間を延ばすことで、下限値を落とすことが出来るのも一つの特徴です。

NaIシンチレーション検出器について
Ge半導体に比べ、分解能が低くなっています。
しかし、相対効率という放射線に対する感度が高い為、短時間での測定が可能です。
また、Ge半導体に比べて機器自体の料金が安い為、測定料金もGe半導体に比べ安くなっております。

尚、弊社では誤検出を防ぐために様々な工夫を凝らすと共に、複数回測定を行った上で、最終的な結果報告を行わせて頂いております。

Q4 コースによって何が違うの?

検体に応じててコースを御用意
弊社では、より正確な検査を目指し、検査する検体に応じて様々なコースを用意しております。それに伴い、お客様にご用意して頂く検体の量や、下限値が異なっております。

コースにお悩みの場合は、各ページの右欄に設置されている「コースでお悩みの方へ」をご参考ください。

尚、弊社ではお客様のご要望に応じて、検体量や下限値に関して柔軟に対応させて頂いております。メールか電話にて、お気軽にお問い合わせください。
(例 1Bq/kgの検査を申し込みたいが、検体を用意できない等)

Q5 食品はどんな物を検査してくれるの?

現代人が口にする、あらゆるものに対応!
食品に関しては、基本的にどんなものでも検査が可能です。
しかし、下限値を落として検査を行う際には、容器に対しどれだけ検体を詰める事が出来るか、という「密度」が問題となります。

具体的には、肉や魚、果物、卵といったものは、密度が確保しやすい為、各コースに設定された下限値の達成が、比較的容易に行えます。

対して、ほうれん草やキャベツ、ネギに代表される葉物野菜の場合、密度が確保しにくい為、コースに設定された下限値の達成が難しくなります。 その点を御了承ください。

尚、葉物野菜や密度の軽い物の測定について、コース毎に設定された下限値の達成をご希望の場合、別途お問い合わせください。

Q6 検査結果は、どれくらいで届くの?

最短で即日対応!
営業日中に弊社へ届いた検体に関しては、直ちに検査を行っております。

よって検体を発送頂いた後、中部地域では最短で翌日、地域によっては即日速報が可能です。その他の地域でも、約三日で速報をお知らせする事が出来ます。

速報をご希望の場合は、お申し込み時に速報を希望の旨をお知らせください。

また、結果報告書の発送に関しては、中部地域で最短で三~四日。
その他の地域では、四~五日になります。

尚、お支払方法で「お振込み」を選択頂いたお客様については、振込みを確認してからの結果報告書の発送となります。ご注意ください。

Q7 検査結果の見方が分かりません。

結果報告書の見方をご覧ください
弊社では、Ge・NaIの各検査に応じて「結果報告書の見方」を同封させて頂いております。見方が分からない場合、そちらをご参考ください。

尚、「結果報告書の見方」をご拝読頂いた上でご不明な点等がございましたら、メールか電話にて、お気軽にお問い合わせください。

Q8 検体は、直接持ち込めますか?

セルフコース以外は可能です
平日に限り、セルフコース以外の検体に関しては、お持ち込み頂く事が可能です。
詳しくは、「ご依頼の流れ」をご覧ください。


法人のお客様へ

Q1 放射性物質の測定を依頼したいのですが、何を調べればよいですか?

自主的なものですか? 必要に応じてのものですか?
お客様の測定目的は自主的なものでしょうか、必要性に応じての測定でしょうか。
放射能測定においては、放射性ヨウ素、放射性セシウム等の測定が一般的にはなります

しかし、お客様によっては他の核種についても必要になる場合がございます。

お話を伺いながら要件を定義することも可能ですので、お気軽にお電話下さい。

Q2 受け入れ検査やクライアントから放射線が高いと指摘されました。

まずは状況確認から。
状況を確認させて頂きたいと思います。
それによって、弊社スタッフが検査の必要性を専門家として判断させて頂きます。
説明が必要な場合は同行し、クライアント様・お客様にご説明させて頂きます。

尚、弊社は必要のない検査に関しては定期性を設けるべきではないと考えております。

Q3 放射能検査……どの検査を選べばいい?

三つに大別する事が出来ます
放射能測定は、空間の放射線量測定、表面汚染検査、放射能濃度測定の三つに大別することができます。

それぞれ目的や内容によって、測定方法が異なります。

お客様が、求められている状況によって測定方法を選択する必要があります。
御不明な場合は、お気軽にお尋ね下さい。

Q4 信頼性の高い検査とは?

ISO17025認証機関・省庁登録機関
信頼性の高い検査とは、ISO17025などで認証されている検査機関や、省庁などに登録されている検査機関での検査方法が、一番信頼性が高いといえます。

ISO17025においては、放射能に関しての認証が必要であり、報告書も規程書式に従う必要があります。

省庁の登録検査機関においても同様で、放射能測定に関する登録を受けている事が必要になり、登録検査機関の報告書が必要となります

Q5 放射能についてよく知らないので、顧客対応に自信がないのですが……

弊社にお任せください! 代行対応も可能
顧客対応には、放射性物質や放射線について深い知識が必要となってくるのは事実です。

弊社では、お客様の業務円滑化を図る事も一つの使命と考え、出来る限りのサポートを行っております。
代行しての顧客対応や、放射線についての教育訓練を定期的に行うことも可能です。
お気軽にご相談下さい。

Q6 放射能の基準や出荷判断が良く分かりません

弊社が責任もってご連絡
放射性物質の基準は、食品衛生法に記載される物以外にも、林野庁から出される炭や木の規制値等、非常に多岐にわたります。

規制値や出荷判断等に関しても、弊社が責任をもってご連絡させて頂きます。

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