測定する際には、測定器が正しく測定されているか確認しないといけないんですね。
放射能の濃度を測定する際には、以下のことを気にしないといけないんですね。
・エネルギーが合っているか?
・効率が正確に設定されているか?
他にも色々ありますが、上の二つは何に増しても重要です。
前者はCo60の密封線源で合わせるのが、メーカーの教育だと思われます。
後者を設定する際に必要なのが体積線源ですね。
体積線源はアイソトープ協会から購入できます。
またその体積線源も、9核種混合線源から、単核種まで様々なバラエティーに富んでます。
バラエティに富んでいるから何でも測れるわけではないんですよ。
測定できるのはγ線放出核種だけですからね。
スクリーニングに使用する体積線源と、ゲルマニウム半導体検出器使用する体積線源は、種類が異なることは覚えておいてくださいね。
中に入ってる核種が違いますから。
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