濃度と総量~放射能を食べることを考える

放射能濃度測定の結果は、Bq/kgという単位を用いて表されます。

しかし、このBq/kgは濃度なんですよ☆

当たり前の話ですね。

例えば100Bq/kgの食品を100g食べた場合。
濃度は均一であり、偏りがないものであるという前提条件下においては、
10Bq(100×0.1)を経口摂取したことになるのは明白です。

この計算は、非常に受け入れやすいですよね☆

じゃ今度は、測定や検査の場合を考えてみましょう。
5gの試料から総量5Bqが見つかりました。

さてさて、実態を考えてみましょうか。

5gに200を掛けると、1000g。
1kgとなります。

それに伴い、5Bqにも200をかけてやって、1000Bq。
つまりこの場合の濃度は1000Bq/kgとなるわけですよ♪

どうですか、結構、違和感ありますよね☆

・サンプル量がわずかだと、実態とサンプルが離れて感じてしまう。
・サンプル量がわずかしか取れないもので判断しようとすると、数字の大きさだけが伝わってしまう。

というわけで☆
必要な時に必要な単位を使って、なおかつサンプル量をよくよく気にする必要が、結果を見る際には必要になりますよね☆

 

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